松本綾佳(千葉・鎌ケ谷市立第5中学校)
私は最近までずっと疑問に思っていたことがありました。それは私が小さいころからつい最近まで「小児ぜんそく」という病気で治療を受けていた時のことです。例えば、毎月一回の検診の時にもらう一ヶ月分の薬や突然夜中に発作が起きて、点滴などの治療をしてもらった時に、薬局で私以外の患者さんがお金を払っているのにもかかわらず、お母さんがお金を払っているところを見たことがありませんでした。私はそのことを小さいながらも「なんでだろう?」と気になっていました。
中学校に入学し、社会科で初めて公民の授業を受けたとき、「税金」という言葉を意識し始めました。
そんな時期にふと私はお母さんに聞いてみました。
「何で私がぜんそくで病院に行った時、お母さんはお金を払っていなかったの?」
すると、お母さんは
「あなたがぜんそくの時の治療費は全額税金から支払われていたんだよ。この制度を利用する前までは一ヶ月に約五万〜十万円も払っていたのよ。」と言って、私に一枚の資料を見せてくれました。そこには「小児慢性特定疾患の申請」などと書かれていました。この申請をすると、慢性疾患で治療が長期にわたり、保護者の医療費の負担も高額となる場合に児童の医療費の一部を税金で負担する制度を受けられると書いてありました。
このことを知り、私は今までたくさんの人々の税金によって治療し、今の元気な私がいるのかもしれないと思いました。
またこの作文を書くにあたってもらった資料にはたくさんの税金の使い道が書かれていました。例えば、毎月私たちの生活の安全を守ってくれる警察・消防費。市町村のゴミ処理費。また一番身近な私たち中学生の教育費にたくさんの税金が使われている。
これらの税金は地方や国で、それぞれ地方税、国税という形で集められていた。
もしこれらの大切な税金がなかったら、病気で救急車を呼んだり、火災で消防車を呼んでもお金を払わないと助けてくれない恐ろしい世の中になってしまうと思いました。
今、私が納めている税金はおかしや文具などを買う時に払う消費税だけです。しかし私が将来成人し、国民の三大義務の納税の義務をしっかり果たし税金を納めていかなければならないと思います。
またこの世の中で税金未納者や大切な税金の一部を無駄遣いする大人たちがいると日頃ニュースで見ていて、私はとても悲しく感じました。
日々、少子高齢化が進む社会で税金はかかせないものとなっています。お年寄りや未来の子供たちが健康で文化的な生活を送るためにも国民一人一人の小さな力が輝く未来への大きな第一歩です。
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