日本税理士会連合会の神津会長は、ＦＭ放送のラジオ番組にゲスト出演し、東京都世田谷区の保坂展人区長と対談しました。
これは、保坂区長がパーソナリティーを務める「世田谷通信～区長の談話室～」という番組で、当日のテーマは「ふるさと納税」。ゲスト出演した神津会長は、ふるさと納税の概要を説明したうえで、日税連の税制改正建議書では、返礼品目当ての寄附も多く本来の寄附制度の趣旨から逸脱しており見直しが必要、と提言していることを紹介しました。
これに対し、保坂区長は、ふるさと納税により、本来住所地に納められるべき住民税が他の自治体に流失しており、世田谷区では、平成29年度は約31億円の財源が失われる見込みである、ふるさと納税の趣旨には賛同するが、税収減によるサービス低下を防ぐための見直しを訴えていきたい、と述べました。
神津会長の出演回は、ＦＭ世田谷で12月３日（日）午前11時30分～正午に放送されます（12月10日（日）に再放送）。